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中国オンライン教育の長所と短所を体験からまとめてみた

ビジネス(時事)
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恐らく、中国に留学をしている多くの外国人が国内外から今月からオンライン授業をスタートさせたのではないでしょうか?中国ではコビット19(新型コロナウイルス)の影響で2.7億人の人達がしばらくの間、オンラインレッスンを受けるとされています。

さて、ひじパンダの学校も3月2日(月)からオンラインレッスンが始まりました。実は、ひじパンダは過去に教育を専門としていたのでこういうオンラインレッスンを先生がどういう風に上手く扱うのか、授業がどのように進んでいくのかちょっとわくわくします。

ひじパンダ
ひじパンダ

教育と聞くだけでワクワクするぜ!

授業を数回受けて色んなことに気が付いたのでまとめてみたいと思います。

通常時の中国語授業風景

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環境(クラス人数等)

クラスの人数は把握できていないのですが、グループチャットを見る限り17人。今週はクラスを移動する人も多いと思うし最終的には13人程に落ち着くと思います。このブログを書いている時点で既に数回、オンラインレッスンを受けました。

1:恐らく、毎回授業に参加しているのは10人程

2:国はバラバラでほとんどの人達は成都に現在はいない

3:授業が始まる時間は中国時間で15時半(その時フランスでは朝の8時半)

ヨーロッパの学生が多いので、恐らくはヨーロッパ時間を基準に時間を設定したと思います。
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利用しているソフトウェア

こちらの腾讯会议(Tencent Meeting)というソフトフェアを利用しています。中国人の友人に聞いたところ、このソフトウェアを利用してオンラインレッスンをしているところが多いようです。このソフトウェアを利用するにはこのどちらかの条件を満たす必要があります。

1:Wechatのアプリケーションを持っている

2:中国の携帯番号を持っている

中国は政府と企業が連携をして開発を進めていくことが多いので、恐らくはこちらのソフトウェアもその一環だと思います。

ひじパンダ
ひじパンダ

Tencent はWechatを手掛けている会社です

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便利な機能

オンライン授業の風景

まだ数回しか授業を受けていないし、全ての機能を把握しているわけではないのですが、今のところこのソフトウェアを利用した感想は

ひじパンダ 歳三
ひじパンダ 歳三

とても使いやすい

1 : 音質がとても良い(音割れが少ない。音割れすることもあるけど

2 : 先生が解説に集中したい時は一斉ミュートが出来る

3 : 全員が一斉書き込みが出来るノート機能がある。

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オンラインレッスンの長所

オンラインレッスンの長所を考えてみました。

時間もお金も節約できる

いちいち出かける準備をして学校に行ったり来たりする必要はありません。学校の周りには誘惑も多いのでお金を使ってしまうかもしれません。

お菓子を食べながらレッスンを受けられる

実際の授業だと授業中に食べ物を食べながら受けるのはちょっと厳しいです。オンラインレッスンなら堂々と何か食べながら授業を受けることが出来ます。

ひじパンダ
ひじパンダ

音を立てないように食べるのにだけ注意しよう!

場所を選ばずに授業を受けられる

オンラインレッスンの最大の魅力はまさしくこれではないでしょうか。インターネット環境下であればどの国にいてもオンラインで授業を受けることが出来ます。

授業の履歴をビデオ等で残しやすい

授業の様子を録画しているようで、ビデオが授業後に送られてきます。つまり、授業を復習しやすいという利点があります。ただ、自分はやりたいことが沢山あるので、授業ビデオをもう一度観るという事はしていません(欠席した授業のビデオだけ観るようにするつもりです)。

ひじパンダ
ひじパンダ

まあ、ひじパンダはビデオで復習しないけど

役に立たない箇所は別の作業が出来る

正直、授業を受けている間、時間の無駄だなと思う部分がある。その時にブログを書くなど他の作業が出来る堂々と出来る。例えば、他の学生が発表している時は聞いていても時間の無駄だなと思う。

ひじパンダ 歳三
ひじパンダ 歳三

時間は有限、努力は無限

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オンラインレッスンの短所

オンラインレッスンには長所もあるのですが、残念ながら短所が多い気がします。個人的にはやはりオンラインレッスンよりも学校に足を運んで授業を受けたいです。

モチベーションを維持するのが難しい

家から授業を受けて人から受ける刺激が無い分、モチベーションを保つのがとても難しいです。校舎で授業を受けているよりも疲れる気がします。

孤独感がある

パソコンに向かってずっと聞いたり話かけたりするだけでまるで機械と話しているような感覚になることもあります。やはり人間には人間と面と向かってbody languageを加えながら話すのが楽しく感じる気がします。

話しかけるタイミングが難しい

これは正直とても難しいです。先生が名前を指定して学生が答えるときは大丈夫なのですが、どうしても時折、先生が誰を指定しているのか分かりづらいこともあるし、

ひじパンダ
ひじパンダ

今、自分話してもいいのかな。。。

とタイミングを掴むのが難しいことが多いです。後、お喋りな学生がいるとウザい。

ネット環境が悪いと少しやりにくいかも

今、ひじパンダが住んでいる中国のアパートのネット環境は悪くないので授業の音割れ等が少ないのですが、インターネット環境が悪い人達はかなり苦労をするかもしれません。少しうるさい環境にいる人達もいるので、その音が少し気になることもあります。

ひじパンダ
ひじパンダ

時々、先生の声が。。。

先生が不慣れな部分がある

ほとんどの先生がオンラインレッスンは初めてです。普段から授業が上手な先生は慣れていってオンラインレッスンでも素晴らしい授業を出来るようになると思いますが、普段から大した授業を出来ない先生はさらに授業の質が悪くなるという悪循環になるかもしれません。

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先生側からの視点で考えてみた

さて、上記は学生側から見た考察ですが、今度は先生視点でみたオンラインレッスンについて考察してみました。

オンライン授業に慣れていない

学生だけでなく、先生側からしてみたら対面授業に慣れていてオンライン授業などほとんど経験したことのない人達ばかりなので試行錯誤しかありません。

準備が大変

対面授業とオンライン授業では準備する内容や量はおそらくそこまで変わらないと思うのですが、授業中に起こりえることが対面授業とオンライン授業では異なるので、それを想定しながら準備をしなければなりません。

Body languageが使えない

コミュニケーションを取る時ってやっぱりBody Languageはとても使える武器で、授業中に笑いを取ったりリラックスをさせる時って学生と先生、学生同士のBody Languageが結構大切だったりする。声だけで笑いを取るのって結構高等テクニックだったりする。

ラジオで人を笑わせられる人って天才

ホワイトボードが使えない

対面授業でもパワーポイントを利用するのがほぼメインなんだけど、今でも先生はホワイトボードを併用して使ったりしている。ホワイトボードを利用することによって授業に緩急を付けられたりして意外と便利。オンラインだどどうしてもパワーポイントだったりメモ機能が全てになるから緩急をつけるのが難しい。

授業中の学生とのコミュニケーションが難しい

先生側からするとオンラインで学生の誰かを指して質問に答えて貰ったり、発言等のバランスを取って授業を進めていくのってオンラインだと対面授業よりも大変だと思う。学生の誰かが独壇場で話し始めた時に対面授業よりも止めるのが難しい。

闭嘴(Shut up)!!!

授業時間外の学生とのやり取りが大変

オンライン授業だとどうしてもだらけたり予定が入ったりして授業に参加をしない学生が多くなったり、グループチャットでの連絡が多くなったりしてコミュニケーションが生まれやすくなる可能性がも高い。音声だけだと本当にコミュニケーションが大変だ。

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メインの先生の授業は面白いけど。。。

メインの先生の授業には工夫を感じられてそれなりに楽しく受けさせて貰っているが、サブの先生の授業の方は経験不足のようなものを感じる。対面授業で良い授業を出来る人は恐らくはオンライン授業でも慣れれば改善をしていくと思うが、サブの先生はもしかすると改善出来ないでこのまま進んでいく可能性が否定できない。。。

ひじパンダ 歳三
ひじパンダ 歳三

サブの先生もオンライン授業に慣れていくことを期待する

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結論

オンライン授業は短所が多すぎるので、やはり対面授業が望ましいと思う。学生と直接会って休憩中にお喋りしたり授業後にお昼ご飯を食べに行ったりするのも学校生活の一部なので早く元の学校生活に戻って欲しいと思います。

ひじパンダ
ひじパンダ

やっぱり対面授業が良いよね~

中国に関して他にも色々と書いているのでぜひ、読んで頂ければ幸いです。

関連記事はこちら⇒中国留学(生活)

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