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中国に留学してからは基本的に中国関連の記事がほとんどなのですが、2006年に海外に初めて留学してから現在まで、海外でも日本でも色んな国の人達と関わって来て自分の中にあった常識というものが覆される出来事が多くありました。

世の中には普通に暮らしているだけだと中々触れられない価値観がある
自分が友人等に海外生活を勧めるのは語学の勉強だけでなく、常識だと思っていたことが実は常識で無いことも多々あるという経験をして欲しかったり、海外の価値観に触れて欲しいというのもあるからです。
今回の記事では自分が外国と、外国人と触れ合ったことで受けた衝撃をシリーズ化していきたいと思っています。
今回の記事はある金持ちウズベキスタン人と日本でつるんでいた時の経験を話したいと思います。
ウズベキスタンってどこ?
自分自身、ウズベキスタンには行ったことはないのですが、ネット情報や友人からの情報を踏まえて簡単にウズベキスタンについて説明をさせて貰います。
首都:タシケント
人口:約3212万人(2017年)
面積:447,400㎢
公用語:ウズベク語(言語話者:74.3%ウズベク語 / 14.2%ロシア語 / 4.4%タジク語/7.1%その他)
宗教:人口の90%以上がイスラム教
イスラム教が大半を占める中東の国でヨーロッパとアジアを結ぶシルクロードの中継地です。
サマルカンド
ウズベキスタンの首都はタシケントですが、観光地として有名なのは「サマルカンド」です。
世界遺産にもなっている建物が見られるサマルカンドですが、この名前を友人から初めて聞いたとき、頭の中にある単語が思い浮かびました。。。

ファイナルファンタジー10の「ザナルカンド」
「サマルカンド」と「ザナルカンド」。。。何か関りがあるのかなとつい、興奮してしまいました。
日本人観光客もかなりいるそうです。中東の中でも治安が比較的に安定していて、ヨーロッパ旅行等に行き飽きてしまった日本人が多いとのこと。

夜の星空が本当に綺麗、星空を見て泣いている観光客を何人も見たことがある
そんな綺麗な星空をぜひ一度見てみたいです。
おじさんが権力もお金も持っている
さて、筆者がどこでこの友人と会ったかというと東京の日本語ボランティアです。筆者は東京で日本語を教えていたのですが、その時に彼と仲良くなりました。
彼のおじさんがウズベキスタンで最大の旅行会社の社長をしていて(2010年の時点ではその功績が認められてウズベキスタンの観光大臣に上り詰める。会社は友人のお兄さんが引き継ぐ)、かなりお金を持っていました。
友人が小さい頃、家庭はそんなに裕福では無かったそうですが、おじさんが観光業を始めて上手くいくようになってからお金にゆとりが出来るようになったそうです。

彼から聞く話は面白いことばかりでした
節約というものを初めて学んだ
ある時、彼がこのようなことを言いました。

日本に来てから初めて節約というものを学んだ
ウズベキスタンにいた時は基本的に値段を見ないで買い物をしていたそうです。

お前はマイケル・ジャクソンか!
と突っ込みを入れていました。
おじさんが厳しい人らしく、月に10万しか送ってくれないと言っていました。

甘えは許さない!働け!
お金を払えば良い大学に入れる?
世の中にはお金で解決出来ることが未だに多いんだなというのを彼の話を聞いて実感しました。

ウズベキスタンではお金さえあれば試験を受けなくても良い大学に入れるよ
彼はちゃんと試験を受けて、ロシア語で講義が受けられる大学に通ったそうですが、お金を出して良い大学に通う人もいたそうです。
ちなみに、彼は「ウズベク語、ロシア語、英語」が流暢で、2010年当時は日本語も流暢に話すことが出来ていました。読み書きは苦手だったけど。

そういえば、未だに賄賂とかが横行している国が結構あると聞いたことがある
権力って凄い
彼と話していて「権力やお金って羨ましいな~」と思うことがいくつかあったのですが、特にこの2つの出来事は羨ましいな~と思いました。
電話1本で飛行機のチケット確保
彼が帰国する前、一緒に遊んでいた時に彼に聞きました。

そういえば、いつウズベキスタンに帰国するの?

やることは全て終わったから、明日のチケットがあれば明日帰ろうかな。ちょっと航空会社に電話してみる

え!?航空券まだ買ってないの?え!?電話でチケット買うの?どうやって?

ひじさん(ひじパンダ)、~航空会社の社長はうちのおじさんの友人だ。だから大丈夫

マジか。。。
その後、マジで電話一本で次の日のウズベキスタン行きのチケットを購入していました。電話一本であっさりと飛行機のチケットを購入する人を初めて見ました。。。
現在はアメリカで働いている
彼は現在、アメリカで仕事をしています。恐らくはそれもおじさんや会社の力が働いたのだと思います。現在は結婚をして、子どももいます。
ウズベキスタン人がアメリカで労働ビザを取得するのってどのくらい難しいのかな。。。平均年収が相当低い、お隣の国がアフガニスタンや中東諸国という状況の国出身の人にアメリカがそんなに簡単に労働ビザを下ろすとは思えないのだけど。
友人の友人も化け物
平均年収が25万、都心部でも60万の国の人が日本留学するには「よほど金持ち」か「よほど優秀で何かしらの援助を貰っているか」のどちらかだと思います。友人は金持ちだったのですが(頭も良かったですが)、彼の友人はヤバかったです。
7か国語を操るウズベキスタン人
ウズベキスタン人の友人のウズベキスタン人の女性は7ヶ国語を流暢に操る天才でした。

「ウズベク語、タジク後、英語、ロシア語、アラビア語、トルコ語、日本語」が話せるよ
彼女の日本語はかなり上手でした。日本の大学には国の援助で留学して、彼女に会った時は既に起業をしていました(当時26歳)。
頭の回転がとても早い子で情熱と行動力のあるまさに最強。イタリア人と結婚をしてイタリアに行ったので現在は日本にはいないはずです。
彼女に会った当時、凄く気になったので聞きました。

どうやったらそんなに複数の言語を話せるようになるの?

カメラアイを持っているから見た物は基本的に一度で覚えられる
「カメラアイ」とは一度見たものをまるでカメラのように画像としてして覚えられる能力のようです。どの程度の割合でこのような能力を持つ人がいるのかわからないのですが、とても羨ましい能力です。
彼女とは今は連絡を取ることが出来ていないのですが、何となく今でもどこかでビジネスをしている気がします。
外国人と関わると面白い体験が出来る
恐らく、この2人のウズベキスタン人達との出会いが最初の「金、権力、特別な才能」に触れた最初の機会だった思います。
日本は階層が縦社会になっているせいか、筆者のような凡人がこれらの3つを高いレベルで備えた人達と出会う機会はあったとしても、深いレベルで交流を出来ることは日本人同士ではほぼありません。
ただ、外国人とつるむと意外とそのような機会があったりします。向こうから自分の階層レベルまで自然と下りて来てくれます。色んな話を聞けてとても楽しいです。
マレーシアで働いた経験や2014年にダニウェル・ウェリントン(Daniel Wellington)の時計会社のホームページの日本語訳をさせて貰った経験も外国人の友人の一声で手に入れることが出来ました。それについては他の記事にてそのうち紹介させて頂こうと思います。
それでは、また次回の記事にて。
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