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さて、今回は「ファーム」と「ファームのコントラクター(基本的にファーム仕事の斡旋とアコモデーションを管理している人)」の関係等について書いてみようと思う。
皆がファームの仕事を見つける際、ほとんどの方がこのコントラクターやワーキングホステルを通じてファームの仕事に就くと思う。ファームを斡旋している人は基本的にアコモデーションを管理しているので、もしもアコモデーションを自分で見つけたい場合は、ファームとのやりとりを自分で、または友人と直接にやりとりをするしか方法はないと思う。セカンドビザに必要な書類を揃えたり、ファームまでの送迎を手伝ってくれるのも基本的にコントラクターだ。
アコモデーションのタイプは大きく分けて次のパターン
①シェアハウスタイプ
個人でコーディネーターをしている方は基本的にこのパターンが多い。家賃もワーキングホステルに泊まるよりは安いし綺麗な場合が多い(高いところもあるけど)。
②ワーキングホステルタイプ
仕事の斡旋をしているバックパッカーホテルのことをワーキングホステルと呼ぶ。家賃が高く、汚い場合が多い。もちろん、安くて綺麗なところもある。
③キャラバンパークタイプ
キャンピングカーの内装をいじった車を密集させて泊まれるようにしたところ。家賃が安い場合が多いが汚い。
④ファームが直接にアコモデーション等も管理しているところ
おそらく、小さいファームはこのタイプが多いのではないだろうか。自分が働いていたラズベリーファームはこのタイプ。綺麗とは言えなかったけど激安だったし楽しかった。
⑤自分でアコモデーションを探してファームと直接にやりとり
車が必須になるし、セカンドビザが欲しい場合は自分でファームと直接のやりとりになるので、よほど冒険したい方以外はお勧めできない。
個人的には①と④のタイプがお勧めだが、もちろん場所による。
次に、あまり知られてないかもしれないが、ファームとコントラクターの関係について書いてみよう。
ファームとコントラクターの関係は大雑把に言えばこんな感じだ。
ファーム :「ワーカーが沢山欲しいんだよね~。でも、自分達で探すのは面倒だし、ファームまでの送迎とかアコモデーションの管理とか面倒くさい。セカンドビザの書類管理とかも個々でやるのは大変。」
コントラクター:「あ、私がやりますよ。無料でやるのはさすがに何なので、ワーカーの方達から家賃収入はもらいますけど。時間があれば私もファームで働きます。細かいこと色々やります」
上記であげた①のタイプはほぼ間違いなくこれだと思う。②も③も本質的には同じだ。ところで、多くのファームはほとんどのところが1人のコントラクターや1つのワーキングホステルと契約しているわけではなく、複数のところと契約をしている。
ここで何が起こるかというと。「競争」が生まれるのだ。ファームとしても「仕事が出来るワーカーを送ってくれるところにより多くの仕事を与えたい」と思うのは当然だろう。つまり、コントラクターは「仕事の出来るワーカー」を多くファームに送らなければならないのだ。仕事は無限にあるわけではない。仕事の出来るワーカーを送らないとファームとの契約が切られてしまう可能性もある。それはつまり集団解雇を意味する。他のところより多くの、且つ質の高いワーカーを送らないといけないわけだ。ファームから与えられた条件をクリアしないと次のシーズンの契約にも影響が出てくる。ファームからは無茶振りもされ、ワーカーのケアもしなければならず、コントラクターの仕事は本当に大変だと思う。会社でいうと中間管理職のような役割か。。。
ということで、もしもコントラクターの方が「良い人だったら」全力で協力をしてあげて欲しい。「コントラクターの仕事だからそれをやるのが当たり前でしょ」と考えるのではなく、「いつもありがとうございます。色々とやることが沢山あると思うけど宜しくお願いします。協力できることがあったら言ってください」という感謝の気持ちをもってコントラクターの方と接して欲しい。
自分自身はコントラクターをしたことがないので具体的にどういう仕事があるのかは知らないが、何となく推測は出来る。かなり大変だと思う。
次回はおそらく気になる方も多い「デイオフカウント」について書きたいと思う。
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