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1 : 長い間吸って来たからいたから今更止められない。
2: 忙しすぎてストレスが溜まって止められない。
3 : 少しずつ本数を減らせば止められるはず(と思っている)。
全て言い訳にしか聞こえません。本気で止めたいと思えばどんな状況でも絶対に止められるはずです。タバコを止められない人は「タバコを止めなくても別にいいや」と心のどこかで確実に思っているはずです。これはタバコに限ったことではないですが。
それでは、Hijiさんがどうやってタバコを止めたのか。そしてその過程の中でどういうことが起こったのか、記事にしたいと思います。
タバコを止めた「きっかけ」と「モチベーション」
「きっかけ」
1日1箱(20本)吸っていたHijiさん、ある日、2箱(40本)のタバコを吸ってしまった日があります。次の日、喉の調子が悪くなり、タバコを吸うとむせるようになりました。「カナダに行く前だし、これをきっかけに止めてみようか」と思うようになりました。でも、喉の調子は直ぐに戻ってしまうので、タバコを止めるモチベーションが必要です。
「タバコを止めたモチベーション」
☆ 節約のため
カナダのタバコはオーストラリアと同様に高いです。おそらく、オーストラリアよりはまだ安いと思うけど、現在は昔よりも高いと思います。自分はカナダには2度行っていて、1度目に行ったときタバコを吸っていました。その当時、カナダ産の不味い7ドルのタバコを1週間に3箱、マルボロは10ドル以上して高くて買いませんでした。毎日1箱吸いたかったけど、我慢して1週間で3箱吸ってました。その当時は円安で確か、1CADは120円近かったと思います。単純計算、120円×7ドル=1箱840円 840円×3箱=2520円 2520円×4週=10080円
タバコだけで月1万円近く使っていました。馬鹿みたいです。2回目にカナダに行ったときに吸っていたら、とても節約なんて出来ません。カナダに行く前に何とかタバコを止めなければいけないと思いました。
☆将来、奥さんにも子どもにもタバコを吸って欲しくないため。
もしも将来、子どもが出来たとき、または他人の子どもに「タバコは身体に良くないのに何で吸ってるの?」と聞かれたときに喫煙者の方は何て応えるでしょうか。「タバコを吸うと落ち着くんだよね。」とか、「止めたいけど止められないんだよね」とか応えるんでしょうか。「タバコは身体に良くないから吸わない方が良いよ」と喫煙者が言っても、その言葉に果たして説得力を持たせることは出来るのか。。。応えは”No”だと思います。
後、何かの研究でお母さんが喫煙者だと、その子どもが喫煙者になる確率が上がるという記事を読んだことがあります。理由は子どもはお父さんよりもお母さんに触れる時間が基本的に長いから。「子どもに吸って欲しくない⇒奥さんにも吸って欲しくない⇒自分も吸うべきではない」という決意の元、止められました。
タバコを止める際に同時に止めるべきもの
タバコを完全に止めるために一時的に止めるべきものが2つあります。
1 :「お酒」
アルコールが入るとどうしてもタバコを吸いたくなります。意思が弱くなります。お酒の付き合いを一時的に絶つべきでしょう。自分は幸いなことに、お酒を飲む機会がそもそもそんなに多くなかったので、これは簡単でした。
2 : 「喫煙者との付き合い」
喫煙者の友達はあなたが禁煙に挑戦をしようとしていてもタバコを勧めて来ます。本当にあなたの意思を尊重している人なら、無理にタバコを勧めたり、喫煙所に連れて行くことはしないと思いますが、絶対にタバコを吸いに行かないという強靭な精神力が必要です。
3 : 「タバコを買わない」
タバコが無ければ吸えない。当たり前のことですね。タバコを止めるためにはタバコを買わなければいいんです。これで、あなたの最大の敵はタバコを勧めて来る周りの人達だけになります。
タバコを止めた後に身体に起きたこと
1 : 1ヶ月は夢の中でタバコを吸っていた。
ほぼ毎日のように夢の中でタバコを吸っていました。その夢を見ては起きるみたいな感じ。寝ては起きるみたいな。まさかタバコを止めてこんな夢を見るとは思ってもみなかったです。大変でした。「少しずつ本数を減らせばいいや」と思いかけた時期もありましたが、そんな甘い考えでは一生止められないと思い、我慢しました。
2 : 禁煙してから5ヵ月後、韓国旅行中に1度だけ吸った
韓国人の友達が喫煙者でした。お酒を飲んで気が緩んでしまい、1度だけ韓国で吸ってしまいました。意思の弱さと罪悪感に駆られて、日本に帰国した後は完全にタバコを断つことが出来ました。
3 : タバコの煙に対する拒絶反応が出来るようになった
今となってはタバコの煙を吸うだけで喉が反応して気持ち悪くなることがあります。これは過去に喫煙をしていてタバコを止めた他の友人にも起こっています。この段階までくればタバコを吸いたいと思うことは2度とないでしょう。
タバコを止めることによって得たものと失ったもの
「人は何かの犠牲なしに何も得ることは出来ない」
ー鋼の錬金術師よりー
タバコは「百害あって、一利なし」という言葉があります。それは違うと思います。タバコを止めることによって自分は「お金の節約」と「健康」を手に入れることが出来ました。その代わり、「タバコミュニケーション」の機会を失いました。初めての外国人の親友のLuisとの交流はタバコミュニケーションが多かったので(そのときの記事はこちら⇒初めての外国人の親友Luisとの出会い)、それが出来なくなったのはちょっと残念です。会社の決定は喫煙所で行われるという言葉を聞いたことがあります。
おそらく、「健康のため」という理由でタバコを止めるのは難しいと思います。「今すぐ止めないと確実に癌で半年後に亡くなりますよ」くらいの強烈な理由があれば止められるかもしれないですが、基本的には難しいでしょう。「高いモチベーション」が必要です。それは他のことにも言えると思います(以前の記事はこちら⇒論理的に行動をする癖をつけよう)
自分と同じようにすればタバコを止められるとは限りません。人はそれぞれ異なった性格なので、自分の性格を把握した上で、自分にあったやり方を探すのが良いと思います。それは英語学習でも何でも一緒だと思います。考えながら努力をすれば良いと思います。自分の禁煙方法が参考程度になれば幸いです。
⇒この記事の英語版はこちら/ This article in English is here
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コメント
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