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【中国経済発展の真実】四線都市、四川省「徳陽」の爆裂発展の現在

中国旅行
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現在、四川省成都に留学中のひじパンダです。

最近、四川省の中にある街を(町)の日帰り旅行を沢山しています。四川省内だったら高铁(高速鉄道)が安いし、時間があるうちに成都以外の街の発展状況も見ておきたいなと思い、四川省内を回っています。

ここ最近、行った都市は

1:成都(新一線都市)⇒現在留学中

2:遂宁(五線都市)⇒五線都市なのに想像以上に発展

3:绵阳(三線都市)⇒本当に三線都市なのかという程、発展してる

過去の記事では一線都市(北京、上海、深セン、広州)と新一線都市(成都、重慶、武漢等の15都市)をまとめて一線都市と書いて来ましたが、今回の記事から分けて書きたいと思います。

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四川省「徳陽」とはどんな都市?

もしかすると「徳陽」と書けば分かる人もいるかもしれませんが、四線都市にランクインされている街なので知っている人は少ないと思います(中国語では「德阳」、以下「徳陽」と表記します」

この第四線都市にランクインされている街(町)の名前を皆さんはどのくらい知っているでしょうか?自分は正直、ほとんどの街の名前を知りません。楽山(乐山)は食べ物と仏陀の大きな像で有名な四川省の街で有名なので知っているし、眉山も友人がいるので行ったことがあります。

街のランキングに関する記事は一線都市とは?中国の都市ランクを徹底解説などネットにある他の記事を読んで頂ければ幸いですが、ざっくり説明すると「北京、上海、深セン、広州」などの超化け物都市は一線都市、「成都、重慶、武漢等々」の15の化け物都市は新一線都市にランクイン、五線都市までにランクインされている都市は中国に337都市(2020年ランキング)あります。

ランクが下になればなるほど街としては規模が小さくなるわけですが。。。実際にその街に足を運ぶと必ず驚くことを保障します。

三線都市の綿陽(绵阳)でさえ既にこのように発展しています。。。

写真では伝えきれないですが、五線都市の四川省遂宁でさえこの発展ぶりです。詳しくは過去に書いたブログ記事を読んで頂ければ幸いです。

徳陽に小旅行に行った理由は中国人の友人から

徳陽は成都から近い影響もあってとても発展が進んでるから見た方が良いよ

と言われたからです。ウィキペディアで調べてみると

成徳綿ハイテク産業地帯(成都市・徳陽市・綿陽市)に属し、省都・成都市と研究科学都市・綿陽市に挟まれている。徳陽市は中国の重機械・動力設備製造、リン酸化学工業の重要な集積地である。重機製造企業のうち主要三大企業は、中国二重、東方電機廠、東方汽輪機廠の三つ。

なるほど、成都市は現在住んでいるところだし、绵阳には行ったことがあります。徳陽、実に興味深いです。。。

グーグルマップではさらに拡大をしないと街の名前が出てこないほど小さな都市の扱いの様だが場所は青く塗りつぶした所辺りだ。なるほど、徳陽は確かに成都と绵阳のちょうど真ん中にある都市で(少し綿陽よりだが)利便性が高そうだ。成都からも高速鉄道で25分程で行くことが出来る。

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中国の経済発展を感じる「徳陽」

駅の周りは意外と殺風景だったのですが、駅の近く、又は遠くに建設中の建物が見えました。

徳陽の街の建設ラッシュ

徳陽に到着して驚いたことは明らかに他の街よりも多くの建物が建設中だったことです。徳陽の高速鉄道の駅から市街地まで自転車で約30分の距離なのだが、自転車で移動している間に多くの建設中の建物を見ました。

成都を含む他の街も多くの建物が建設中だったり、インフラ整備が物凄い勢いで進んでいますが、この街の建設ラッシュは異常とも言えるレベルだと思いました。

市街地の周りにも建設中の建物が沢山ありました。中国は明らかにこの街をもの凄い勢いで発展させようとしている意図が見えました。

钟鼓楼(zhonggulou)という塔の上から街中をある程度一望出来たのですが、やはり建設中の建物が多いと感じました。来年、徳陽に訪れた際は異なる景色を見ることが出来るかもしれません。

ちなみに、この塔に登るのは無料です。塔に登れる時間は何時から何時までかわかりません。

経済の進むところに黄色い自転車

これには少し驚きました。成都市内でも美团が提供するこの黄色のシェアバイクはある程度発展しているところにしかありません。街中から離れている例えば、犀浦の駅の周りにはこの黄色いシェアバイクは置いてありません。

この徳陽という街にはアリババグループが提供する青い自転車(ハローバイク)もどこが提供しているか分からないですが黄緑色のバイクや、オレンジ色のMobikeもありませんでした。

ひじパンダ
ひじパンダ

美团バイクの一強でした

何故そうなったのか背景は分からないですが、徳陽の発展を見越して美団が早くから手を付けて、一強状態になったのかもしれません。美団の黄色いバイクは新しくて乗りやすいので、筆者も愛用しております。

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経済が回る活気のある徳陽の街中

四線都市だからと言って舐めてはいけません。以前の旅で訪れた四川省「遂宁」の街もそうですが、徳陽にも人が沢山います。

日曜日に徳陽を訪れたのですが、夜は特に活気があって楽しかったです。昼間も人がそこそこいました。

百貨店もレストランも沢山あり、買い物には全く困らなさそうです。

中国の人達は本当に踊るのが好きなんですね。德阳でも夜になって人が踊っていました。こんな素敵な建物を背景に踊るのはモチベーションがとても上がる気がします。

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経済発展の象徴、夜のライトアップはまだそこそこ

夜の時間になると塔に登ることは出来なかったのですが、塔の前から街の夜景の一部を見ることが出来ました。写真を見て分かる通り、少し微妙な部分がありました。。。ただ、建設中の新しい建物が夜のライトアップに協力する可能性があるので、そうなったらこの景色は一変するかもしれません。

市街地から近いこちらの端からの夜景はとても綺麗でした。ただ、新しい建物が立ったらこれらのライトアップのレベルは上がることは間違いないでしょう。

橋の上のライトアップはとても綺麗でした。ただ、橋自体の飾りつけは何も無かったので、橋のライトアップを工夫すればもっと綺麗な夜景が見られるのではないかと思いました。

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観光地が身近にある

筆者が徳陽で回ったのは三ヵ所です。全て自転車で移動しました。徳陽に着いてからはバス等の公共交通機関は一切使っていません。徳陽に地下鉄はありません。

钟鼓楼

钟鼓楼は市街地からあまり遠くないところにあります。自転車で10-15分くらいでしょうか。階段を上るのが若干しんどいですが、塔の上からの景色は最高です。徳陽市内の大部分を上から見ることが出来るので、ぜひ行ってみてください。塔に上るのは無料ですが、夜は閉まっています。なので塔の上からの夜景を見ることは出来ません。

东湖山公园

こちらの公園もぜひ行ってみてください。自然を満喫出来ます。筆者は少し歩き疲れたのでここの公園で休もうと思いましたが、思いのほか上り坂が多くて逆に歩き疲れました。もしも疲れていたら、椅子に座ってゆっくりと自然を楽しんでください。

徳陽文庙広場(市街地)

街の中心部はとても賑やかです。特に多くの人が集まって来て楽しいです。成都で言う「宽窄巷子」のような場所も街中にあります。

昼間も楽しいですが、ぜひ夜も訪れてみてください。

広場の周りにも百貨店や飲食店が多く並んでいて楽しいです。夜は光り輝いていて東京出身の筆者でさえ目が回ります。

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まとめ

成徳綿ハイテク産業地帯(成都市・徳陽市・綿陽市)の一角を担う徳陽市の発展を今回、見に行って来たのですが建設中の建物が多く、さらには人が多くて街にも活気があり、近い将来は三線都市に化けるであろうポテンシャルを感じました。

成都は中国政府がかなり力を入れている都市であり、西側諸国への玄関都市としても注目されています。その成都は他の街を吸収しながら成都圏という形で規模を拡大していくことは間違いなさそうです。

今後の成都とその周辺の街の発展に期待をしています。

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