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新型コロナウイルスが蔓延され始めてからのひじパンダ中国留学生活は一変しました。
昨日、四川省成都の中心部に行った時のことをブログにしました。動画を撮ってブログに埋め込んだので、コロナウイルスがどのように成都で影響を与えているか伝わると思います。しばらく引きこもり生活します。https://t.co/LkidTQk7Cd#新型コロナウイルス #中国 #四川省 #成都 #四川省成都
— 遅咲き中国留学/ひじパンダ🐼🇯🇵🇨🇳/ 四川省が好きで成都留学 (@hijisancom) January 27, 2020
武漢がコロナウイルスの影響で1月23日に閉鎖をされたので、この記事を書いている現在(2月3日)はそれから1週間半経つことになります。ツイッター↑では現在の中国生活の状況を定期的につぶやいているのですが、それらをまとめるような形で記事にします。
コビッド19の影響で変化する街の景色
今年の中国は1月25日が春節(春节)でした(毎年、少し日にちが変わるようです)。日本語ではおそらく旧正月と知られ、英語では”Chinese New Year”とか”Luna Year”という表現が使われています。この時期は色んな人達が実家に帰省したりして2週間くらい閉まるお店も元々多いのですが。。。
多くのお店が1週間ほど開店を遅らせている
本来であれば既に開いているお店も1週間、またそれ以上開店を遅らせています。もしかすると、コロナウイルスの蔓延状況によってはさらに遅らせることになるかもしれません。私が週に3回程通っている近所のジムも2月1日から始まる予定だったのですが、2月10日からになりました。自分が良く通う近所のレストランも。。。
2月2日から再開すると店長言っていたのに開いてませんでした。しかも、2月2日の張り紙が張ったままでした。
日本だったらマメに張り直しに来るのでしょうけど、「やっぱりね」って思いました。
海外あるあるだし、個人店だし気にしない!
多くの人達がマスクをしている
家の近所でのマスク率がかなり上がりました。今では家の近所でも90%以上の人はマスクをしています。この現象は武漢閉鎖後に急上昇したと思います。
人混みの中に行くと感染リスクが上がるので、本来は街の中心部に行かない方が良いのですが、街の様子がどうしても気になったので、少しリスクを冒して1月27日に成都の街の中心部にあたる春熙路(chunxilu)に行って写真と動画を撮って来ました。
その様子を伝えた記事はこちらになります↓
旧正月イベントが続々と中止されている
旧正月のための個別イベントが中国各地で中止をされているようです。それは成都でも同じです。せっかく中国に来て初めて本場の旧正月のイベントや雰囲気を味わえると思ったのにとても残念です。ただ、イベントのために練習や準備をしていた人達はもっと残念な気持ちになっていたはずなので、その人達のことを考えると自分はまだマシな方だと割り切りました。
コビッド19状況下でどんな中国生活をしているか?
コロナウイルスの影響で感染、又は感染拡大を恐れている日本人の自分が中国(成都)で毎日どんな生活をしているかここでは書きたいと思います。
引きこもり生活
基本的に家で引きこもって「ブログ、中国語の勉強、アニメ鑑賞、調べ事、自炊、オンラインでチャット」、これの繰り返しです。
コロナウイルス流行後の中国に残っている日本人の方々の生活が今とても気になる。自分は1日1回か2回、買い物と気分転換のために近所を散歩するくらいで「家で中国語の勉強、ブログ、調べ事、アニメ鑑賞、ネットで人とチャット」の毎日だけど。1週間友人と会ってない。引きこもり生活です。
— 遅咲き中国留学/ひじパンダ🐼🇯🇵🇨🇳/ 四川省が好きで成都留学 (@hijisancom) January 30, 2020
この生活があと少しで2週間になります。
その生活、辛くないの?
正直めちゃ辛いけど、自分で決めたことだから1ミリも後悔してないです
行動範囲は家の近所だけ
行動範囲は家の近所に限定しています。少しでもコロナウイルスの感染リスクを下げるためです。混んでいる街の中心地や電車等は避けています。外出も1日1回か多くても2回です。やっぱりコロナウイルスに感染するのは怖いです。
短所と長所
人の性格でもそうかもしれないですが、短所が長所になり、長所が短所になることもあります。今の生活は正直しんどいですが、悪い話ばかりでもないです。
短所(ディメリット)
友人に会えない
これは本当に辛いです。人に触れるのは外に行くときにアパートの警備員さんに挨拶する時と近所で買い物をする時のみです。ルームメートは既にフランスに一時帰国しているので、1週間半本当にまともに誰とも話してない。。。
人混みのいるところに行けない
遊びに行けません。気分転換も出来ません。感染リスクが高すぎます。
お店が開いているところが少ない
上記でも述べたのですが、旧正月になるとお店を閉めるところが多いので元々お店がほとんど開いていないのですが、お店を再開させるのを1週間~10日程遅らせるところが多いです。なので、2月に入った今でもお店が開いていない所が多いです。
毎回外出時のマスク着用と帰ってからのうがいが面倒臭い
今でも外出時は必ずマスク着用、家に帰ったらうがいを欠かさずやっているのですが、正直かなり面倒臭くなってきています。でも、やらないと感染リスクが上がります。なのでやらないといけません。
多少の体調の変化に敏感になり不安になることもある
正直な話、コロナウイルスが恐怖ではないかというと結構恐怖です。コロナウイルスにかかって突然倒れるといった映像もニュースで見ました。その映像がデマ拡散のために作られた映像の可能性もありますが。ただ、デマじゃないという可能性も捨てられないので
もしもコロナウイルスにかかって家で突然倒れて動けなくなったら誰にも発見してもらえない
という恐怖はとてもあります。ルームメートは1か月くらいフランスから帰って来ないし。
成都の冬の空気はあまり良くないので時折、咳をすることもあるのですが、その時も心配になるし、少しでも「体調が悪いかも」と思うだけで心配になります。
長所
自分のしたいことに家で没頭出来る
「ピンチの時にチャンスあり」かどうかはわからないのですが、こういう時だからこそ集中して出来ることもあります。中国人の友人も留学生の友人も皆、実家に帰ったり、ひじパンダと同じように家に引きこもっているので遊ぶ約束も出来ません。なので、家で何かするしか選択肢が無くなります。なので、家での作業がいつも以上に効率的に進みます。
お金を節約出来る
開いているお店が少ないです、遊びに行くことも出来ません。基本的に自炊が多いです。なので、自動的に節約に繋がります。先月は最後の1週間、あまり外に出なかった影響もあって家賃(光熱費、ネット代、管理費全部込み)、飲食代全部合わせてなんと(電子機器や文具の購入等は含まず)。。。
1か月約3万円で過ごすことが出来ました!
今月、このペースで生活をすると3万円をかなり下回る生活費で過ごせそうです。
健康にいつも以上に気を遣うようになる
中国は野菜の値段がとても安いので、自炊の時は元々野菜中心だったのですが、コロナウイルスが健康的な人に対する致死率が低いというのを知ってから食事により気を遣うようになりました。万が一感染しても死なないように。
何故、一時帰国せずに中国に残ったのか?
ツイッターでも以前呟いたのですが、
先日、母親に「往復の飛行機代出すから一時帰国したら?」と心配されました。両親や友人から心配されているのは理解しているしありがたいのですが、自分で判断して中国に残りたいと思いました。頑固な息子で申し訳ない。中国人の友人と一緒に中国でコロナウイルスと戦いたいと思ったので。中国加油!
— 遅咲き中国留学/ひじパンダ🐼🇯🇵🇨🇳/ 四川省が好きで成都留学 (@hijisancom) January 31, 2020
中国に残った理由は多々あります
中国の友人と一緒にコロナウイルスと戦いたいと思った
ツイッターでも呟いたように、これも理由です。中国に沢山の友人がいます。そしてここで生活している人達が沢山います。人によっては中国から出たくても出られない人もいるでしょう。それなのに自分だけ「日本人だし直ぐに日本に帰れるし」と帰るのは後悔すると思いました。中国の友人と一緒に中国で頑張るのが自分にとって一番後悔しない選択だと思いました。
致死率が低い
感染力は非常に高いのですが、致死率は2%と低いです。そして回復している人もどんどん出てきています。
1:致死率が低い
2:回復する可能性あり
3:感染者数が多いが、中国の人口に対する比率からすると感染確率が低い
ほぼ毎日のように数字を追っているのですが、客観的にデータを見て判断をしました。もちろん、公式データよりも感染者数も死者数も多いのは重々承知です。それも踏まえて判断しました。武漢市にいたとしても武漢市に残っていたと思います。
自分で見た物、経験したものが自分にとって一番信用できる
正直、自分はメディアで言ったことは半分疑って見ています。特に日本のメディアで言うことは80%くらい疑って見ています。何が自分にとって一番信じられるかというと
自分で見た物、経験したもの
これが自分自身にとっては一番信用出来る情報源です。それが中国に留学しに来た理由の一つでもあります。メディアに踊らされたくはありません。もちろん、中国側から提供される情報も100%信じているわけではありません。なので、時間のある範囲で出来るだけ自分にとって一番可能性のある情報ツールをつかんで自分で考えて判断したいと思っています。
現地の本当の状況を伝えたい
上で述べた事と関連するのですが、中国から離れたら間接的に得た情報しか手に入りません。それは信用出来る状況かもわかりません。でも、自分が経験しているものは自分自身は納得して信用することが出来ます。たとえ他の人が信用してくれなくても。なので、自分が一番納得した情報を人に伝えるには中国に残るのが一番だと思いました。政府やメディアの操り人形にはなりたくありません。
武漢が閉鎖された後に成都の街中を撮影した時の様子です。緊張感がありました。
コロナウイルスごときに計画を狂わされたくない
自分は成都での生活が大好きです。ここの人達は本当に日本人の自分に優しいです。老若男女問わず。もちろん、全員ではないですが、圧倒的多数の人達が中国語がわからない自分に優しいです。ここでの生活にとても満足しています。なので、成都を離れたくないです。日本に一時帰国をして中国に帰って来られなくなる可能性もあります。それは自分にとってきっと後悔することになります。
親にも友人にも心配をかけて申し訳ない気持ちはありますが
自分のことは自分の意志で決めたいと思っています
中国加油!!!武汉加油!!!
You Tubeチャンネル: hijisan.channel
Twitter : https://twitter.com/hijisancom (Mobile : @hijisancom)
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コメント
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