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以前から日本の新型コロナウイルス対策は甘すぎると中国の現地でそれを体験しているひじパンダは何度もツイッターで情報を発信してきました。
正直、日本の感染者はかなり広がると思う。ガチで封じ込めに行っている中国でさえこの状況なのに、健康的な人達は治るかもしれないけど、年配の方は亡くなるかもしれない。日本政府はこんな形で高齢化対策したいの?中国の現地で現在進行形でガチ対策を経験をしていて、日本の対策の甘さに愕然とする😑
— 遅咲き中国留学/ひじパンダ🐼🇯🇵🇨🇳/ 四川省が好きで成都留学 (@hijisancom) February 16, 2020
ネットのニュースや日本にいる友人からのみでしか情報を得られないのでブログという形でこの問題を書くことを渋っていましたが、今朝起きた時に加藤厚労相のイベント開催等に関する対応の会見を聞いて怒りのようなものが込み上げてきてブログとして書くことにしました。
以前書いた中国の対策のウイルス対策の要約も後半に書いたので、ぜひ日本と中国の新型肺炎に対する対策の違いも考えて貰えるきっかけになれば幸いです。
加藤厚労相のイベント主催に関する会見
ツイッターで以下のツイートが流れて来ました。加藤厚労相の会見のツイッターでシェアされたものです(ひじパンダの怒りのコメント付き)。フルバージョンはこの項目の最後に貼り付けますので、全文を聞きたい方はぜひ見てください。
これって結局は判断を国民にぶん投げて「何か起きたら政府の責任ではなく、主催者の責任ですよ」って言ってるようなものだよね?何のために政府があるの?日本政府って何も決断出来ないの?その会合に参加していた専門家は無能なの?政治家は形だけ聞いて聞く耳持たずなの?海外の事例を見てないの? https://t.co/ZOojoSPRh1
— 遅咲き中国留学/ひじパンダ🐼🇯🇵🇨🇳/ 四川省が好きで成都留学 (@hijisancom) February 20, 2020
その日本政府の判断は聞けば聞くほど怒りが込み上げてきて途中でイヤホンをぶん投げたくなるレベルでした。
結局は政府で判断したくないから国民に判断を委ねる
という政府としての機能が麻痺しているとしか思えないレベルです。簡潔にこちらにどのような内容だったかまとめてみます。
おおお!!!それは期待!!!どんな対策!?
全部丸投げ!どこまで国は責任を取って行動が出来ないんすか
会見のフルバージョンはこちらとなります。少し長いですが、お時間があるときにぜひ観て頂ければ幸いです。
後述で中国がどのような新型肺炎対策を行っているのかを記述しますが、日本の対応は正直酷すぎます。新型コロナウイルスの拡散を政府主導で防ぐ気持ちが全く伝わってきません。
このままでは日本は第二の武漢市になる可能性が非常に高いです!
動画の中で専門家と相談してと言っているのですが、それが本当だとしたらその専門家は海外の事例のことをちゃんと踏まえているのでしょうか?専門家なので知っているのは当たり前だと思いますが。
問題だらけのクルーズ船ダイアモンドプリンセス号
記事に上げた動画の中でも加藤厚労相が言っているのですが
「日本は何事も機能的で、高度に構造化された機能的な社会だ。しかし物事がレールからはみ出した時(非常事態時)においても、これまでのプロセスで十分だと考える節がある~~~」はい、海外からはきっとこう見られています。この記事の内容、かなり説得力がある。https://t.co/vfirsWQo4k
— 遅咲き中国留学/ひじパンダ🐼🇯🇵🇨🇳/ 四川省が好きで成都留学 (@hijisancom) February 20, 2020
アメリカやイギリスでは下船したアメリカ人、イギリス人に対して厳しい措置を取っているようですが、人数も少ないことから比較的そのような措置を講じやすかったという見方も出来るし、アメリカやイギリスだったら人数が多くても厳しい措置をしていた可能性もあります。
既にこちらの動画は出回っているので(本人の動画は既に削除されていますが、動画は拡散されました)、クルーズ内に入ったことのある専門家の岩田教授が内部の様子を告発しています。岩田教授が言っていることを信じるか信じないかは読者の方に判断は委ねますが、後日の色んなやり取りを見ているとかなり信用性は高いと思います。日本政府が隠ぺい体質なのは新型肺炎以外の件からも国民は分かって来ているような気がします。
中国政府の新型コロナウイルス対策
既に中国政府の対応に関しては記事に書かせて貰ったのでそちらを参考にしてもらえれば幸いなのですが、記事の中で書かれている中国の新型肺炎対策をまとめて書くと。
日本がここまでガチの対策を出来るかと言われたら、よほど国が窮地に立たされない限りはやらないと思いますが、せめてこの50%くらいの対策はしてもらいたいと思っています。
日本は危機に対する危機意識が低すぎる
ツイッターで色々とコメントをさせて貰っていますが、字数制限等もあって言いたいことが中々まとめて言うのが難しいので、こちらにまとめて書かせて頂きます。
自然災害が多い島国のせいか
日本は島国ということもあり、陸続きの国々と比べて他国から攻められる経験をそこまで歴史的に体験をしていません。そして天災がとても凄く多いです。
地震、台風、噴火、津波
地震と台風が日常生活の中で当たり前のようにやって来ます。外国人の友人に以前質問をされたことがあります。
日本人は何でそんなに自然災害が多い国から出ようと思わないの?
ひじパンダはこう答えました
理由は沢山あると思うけど、大きな理由は島国で他国から攻めら難いし治安が良い、自然災害は「今までもずっとそうだったし、何とかなるさ」と諦めモードで自然と慣れてしまっているんじゃないかな
と答えました。正直、この「何とかなるさ精神」が根付いてしまい、今回の新型肺炎対策に対する危機感の無さが政府にも国民にもあると自分は思っています。
東日本大震災とは違います
東日本大震災の時、ひじパンダは東京にいたので東京の人達がどれだけ震災後にあまり緊張感無く普通に働いていた、又は暮らしていたのかを知っています。おそらく、今回の新型肺炎の状況も同じなんだろうなと思って日本にいる友人に聞いてみたところ、
新型肺炎が他国で起きているんじゃないかと思うくらい緊張感がない
と言ってました。まあ、そうなんだろうな~とは思いましたけど。ただ、震災とウイルスは違います。震災は自然の驚異が襲い掛かって一気に底辺に沈み、底辺から上を目指すだけで良かったのですが、今回のウイルスは人の行動次第で底辺に徐々に落ちていって、武漢のように底辺から上を目指す可能性があります。今はまだ底辺にいません。
世界の信用を失う可能性がある
オリンピックが近くなってきたこともあって、日本の今回の対応は他国のメディアでも取り上げられるようになって来ました。クルーズ船に乗っていたのは日本人だけではなかったのでやはり取り上げられていました。こちらはクルーズ船の話ではないのですが、ニュージーランドで取り上げられた記事です。
これ、ニュージーランドのメディアかな🧐「日本は次の武漢になりうる」っていう中国の警告を取り上げた記事。日本は比較的に世界の色んな国々から信用されているけど、今回の対応で「日本って大丈夫なの?」となりかねない気がする。オリンピック迫っているし大丈夫かな😅https://t.co/9tOxljoMOt
— 遅咲き中国留学/ひじパンダ🐼🇯🇵🇨🇳/ 四川省が好きで成都留学 (@hijisancom) February 20, 2020
正直、日本は今まで海外の国々から信用されて来てはいるのですが、新型肺炎に対する動きは海外から呆れられているような気がします。下手をするとこれを機に海外の信用をかなり失ってしまうかもしれません。政府や国民は新型肺炎の対応をしっかりとする必要があります。
中国と日本では出来ることが異なるのは理解
中国は中央政府の力がかなり強いのでトップダウンで素早く支持をして動くことが可能です。人権や利害関係よりも今は新型肺炎を封じ込めるために出来ることを全てやらないといけないです。しかし、日本は正直、政府が色んなことを考え過ぎて全然機動力が無いし弱腰の対策しかできません。法律、人権、利害関係を物凄く意識していると思います。ただ、正直に言うと今の日本政府は
仲間の前に拳銃を持っている人がいて、仲間が打たれるまで待ってるだけの状態
そして仲間が打たれた後に
こいつヤバいやつだ!何かしないと!
となっている気がしてならないです。
日本を第二の武漢にしてはいけません!
この記事が少しでも日本でのウイルス拡大を抑えるヒントになれば幸いです。
You Tubeチャンネル: hijisan.channel
Twitter : https://twitter.com/hijisancom (Mobile : @hijisancom)
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